できちゃったで タバコをやめても もう遅い
できちゃったで タバコをやめても もう遅い
妊婦の喫煙の影響
1 タバコの煙に含まれる、ニコチンによる血管収縮からくる胎児の循環不全
2 煙の中の一酸化炭素による母体の低酸素血症から来る、胎児発育遅延(未熟児出産)
3 そのほかの影響(乳幼児突然死症候群、成人後のガンの発生率の増加など)
1 と 2 が最も問題ですが、これはいずれも影響が2、3日で消えます。したがって、禁煙すると悪影響はすぐになくなります。
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ただし、妊娠してから禁煙したらよいというのはとんでもない間違いです。というのは、「妊娠」と判定される段階で、もうおなかの中の胎児は、数週間育っているからです。
また、喫煙妊婦さんの初期流産率が非常に高率であることが示されるデータが蓄積されつつあります。
妊娠7−9週までの間に、流産してしまう、あるいは胎児の心臓が止まってしまうなどが高率に起こるのです。
これは、ニコチンによる血流の低下、酸素供給の低下、一酸化炭素などによる毒性、その他の成分による細胞の破壊などが原因です。
喫煙妊婦から生まれた子供は、IQも低く、身長も低いというデータもあります(11歳時)。
胎児への影響を考えると、妊娠する前に禁煙しておかないとダメ、ということになります。もちろんもっと前に禁煙しておくことが大切。それに、妊娠してから禁煙するのは大変だし、実際に禁煙できた人は少ない!
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1日21本以上吸う妊婦についての 先天奇形の相対危険度
先天性心疾患 2.0、 唇・口がい裂 1.7、 無脳症 1.8、 そけいヘルニア 2.8
青森県五所川原保健所で妊婦の喫煙状況調査が行われ、東奥日報に記事が出ました。
「胎児に迫る煙の脅威〜4人に一人が妊娠中も喫煙〜」というすごいタイトルです。
五所川原保険所管内西北五14市町村で1999年に妊娠の届け出のあった1203人について調査をし、
妊娠中も喫煙している妊婦は四人に一人、
同居者が喫煙者である妊婦は81.5%だったそうです。
妊婦で吸う人303人、吸わない人900人
同居者が吸う人980人、吸わない人223人という結果です。
25.2%の喫煙率ですから、悲しい数値ですね。
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別の調査統計(道東の中標津保健所での調査)、
妊娠前・・・約4割
妊娠中・・・約2割
出産後・・・約4割
さらに別の調査
若い女性の喫煙率が上昇しており、
新聞報道では妊娠前の喫煙率は22%で、
うちやめないで継続する妊婦は約40%。
妊婦の約9%が喫煙という(2001/7/19記)。
**恐るべし 妊婦の喫煙の 実態**
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ある婦人科医からのメールです。
私の所に受診する妊婦さんについて最近ちょっと調べてみました。
喫煙妊婦さんの喫煙開始年齢のピークはなんと14−15才でした。
20才を越えてからの喫煙者は皆無で、11才から18才までの間に
喫煙する女性が妊娠してもタバコを止められない(本当はこれで止め
ても遅いのですが)人たちなんですね。
最近、米国のメディアで10歳代からの喫煙は2週間で依存症を形成
すると言うニュースがありましたが、どうやらそれを裏付けているようです。
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関連: できてから やめるわなんて できっこない
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